2010/03/18

オール電化なるものを考える(主に光熱費の話)

このブログをご覧の皆様のお宅ではオール電化にされている方はほとんどいないと思いますし、現在私が住んでいるこの家も築20年くらいですが、リフォームしてないので当然20年前の設備のままです。

父の亡き後、この家のメンテナンスは私がやらねばなりませんので、とりあえず不調の風呂をどうにかせんといかん、てことになりました。

我が家の設備はおおざっぱに列挙すると、

  • 風呂 - LPガス ←今回対象
  • 調理 - LPガス ←今回対象
  • 給湯 - LPガス ←今回対象
  • 暖房 - 灯油
ざっくりこんな感じ。
調子が悪いのはお湯を作り出すガス給湯器の部分なので、こいつを交換しなくちゃいかんよなーと言ってる時に親父殿が亡くなってドタバタしましたが、色々まわって何とか今月工事が行える事になりました。入荷次第なので来月にずれ込む可能性も否定できませんが。

修理ではなくこの際だからエコキュートにすっぺや、という生前の父親の意志も受け継いで給湯設備はエコキュートに交換することにしましたが、そのときふと「コンロをIHにすりゃあガスなくなるんでねえ? オール電化なんじゃね?」と思い立ちまして。

我が家の電気代は消費量が多い月で2万、先月で15,000円くらい。
ガスの料金は1月の使用量をみたら13,000円くらい。

エコキュートは月にランニングコストが1000円とかいう話で、調理のガスなんて全体の1割くらいって話も聞くので、電気料金2000円アップ、ガス代が全廃だったら圧倒的に差がでるんじゃ…。というお話。

当然ランニングコストはさておき、イニシャルコスト(導入費)も考えないといけませんが風呂はどうしようもないので、電気式の温水器とエコキュート比べたら、まあこれからはエコキュートでしょうよ、ってことにしました。

コンロは正直、どれくらいのガスを使っているのかが見えないので数ヶ月は様子をみることにしました。

なので今回はオール電化はなし。

現在は中国電力の一般料金プランですが、夜間料金用のタイプに変更予定です。
今回はオール電化じゃありませんが、オール電化にしたら10%ほど電気料金が割引になりますのでエコキュートとガス併用でどれくらい電気とガスに違いがあるのかを注目してみたいと思います。


LP(プロパン)ガスって高いんですよねぇ。都市ガスと比べてビックリしました。

ちなみにエコキュートの導入費はおよそ60万円です。
100万も覚悟していたところですので、まあ思ったよりは、というところでしょう。

IHは工事費込みで15万〜18万くらいを見込んでましたが、今回はパスにしました。
換気扇の交換も視野に入ってくるらしいので、それはまた数ヶ月後に考えたいと思います。

そもそもエコキュートって何じゃい? という方はその手のサイトを見てもらうほうが詳しいですが、大雑把に言いますと、

 エコキュート - 電気でヒートポンプ(空気の圧縮機)を動かす
 普通の電気温水器 - 電気でヒーターを動かす

という、これまたよくわからん説明になります。

空気は圧縮すると温度があがりますので、そこで発生した熱をお湯沸かしに使用するのがヒートポンプ式(通称エコキュート)の温水器。ヒーター式は当然、電気を熱線に通して直接電気を熱に変換します。

ヒートポンプはエアコンや最近の洗濯機の乾燥機能に使われてる仕組みです。割と昔からある仕組みなので急に出てきた技術ではないです。

直接電気を熱に変換するよりは、エネルギーのロストが少ないのがヒートポンプ式らしいので、結果消費電力も減ることになるそうですよ。だいたい3倍くらい違う、というのが通説。

調理だけでガスが5000円とかだと、遠くないうちにIHも考えます。基本料金だけで2000円くらいするのがLPガスですからねぇ。どうなることやら。

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